下剤に頼り切ってしまうのが危険な理由!

下剤は市販されているものを含め、比較的入手しやすいので、常に服用している人がいます。

特に若い女性などはダイエットを意識するあまり、下剤を使って食べたものを排出しようとする傾向にあります。

しかし、一年間も服用を続けていると、徐々に効果を感じにくくなり、これまでと同じ量を飲んでいても、いつものようにお通じが無いことに気がつきます。

お年寄りにも良く見られることですが、下剤には使いすぎる事によって依存性が出てしまいます。

書いて字のごとく、薬によって排出を促すものになりますが、これは腸の持っている働きを助けているわけではなく、無理矢理に押し出しているのと同じ状態です。

繰り返し使えば使うほどに自然な機能を低下させてしまうので、長期に服用を続けてしまうと、自分の力ではお通じが無い状態になってしまいます。

このように依存が生じてしまうと、薬に頼らずに便意を催すことが無くなってしまうので、結果的には次々に飲まなければいけなくなります。

実際に、市販のものを飲んでいても効果が無くなるので、シートごと過剰に摂取している人もいます。

こうなってしまえば、上記のように自力では出すことが出来ない体になってしまうので、どんどん飲む量は増える一方です。

しかし、下剤による依存はこれだけの心配では終わりません。

病気の懸念がどんどん大きくなる!

下剤に依存してしまった腸は、自発的に動くことがなくなってしまいますが、これがどれだけ怖いことなのかを想像してみてください。

簡単に考えられるだけでも、腸閉塞、大腸ポリープ、更にはがんの懸念があります。

こうして冷静に思えば、本当に怖いことですが、腸が好き好んで下剤を求めているわけではありません。

自分の判断が甘いことにより、この状況を作り出し、病気へと近づけてしまう訳です。

食生活の改善や、簡単な運動をしていれば、体の機能として活発に働くようになるものを、自らの手で反対の状態にしてしまいます。

その時が便利で楽だからといって、簡単に頼ってしまうと後が大変です。

どんどん悪化して行く便秘を食い止めるには、時間をかけて体の中の状況を変えていかなくてはなりません。

いつまでも下剤に頼り、依存症が重度になれば、その後待っているのは病気、もしくは排出させる際の浣腸などになってしまいます。

どのみち、自分で改善に取り組んでいかなくてはなりませんから、一時期の楽をせずに根本的に体内環境を整えることを考えていきましょう。